環軸椎不安定症


小型犬に多い疾患で、以前はレントゲンで診断可能と考えられていましたが、MRI検査が可能となってからはレントゲンで異常を指摘できないタイプの環軸椎不安定症の存在が明らかになりました。

環軸椎不安定症(犬)

環椎(第一頸椎)と軸椎(第二頸椎)を固定する手術で治療します。



尾側後頭部奇形症候群

キアリ様奇形などとも呼ばれており、用語や分類は混乱しています。脊髄空洞症を併発することが多いです。現在、病態に関する数多くの研究がなされているところですが、標準的治療法は定まっておらず手探りで治療がなされている状況です。

尾側後頭部奇形症候群(犬)